【日当たりが悪い部屋でも育つ】暗い部屋におすすめの観葉植物10選

「部屋に観葉植物を置きたいけれど、日当たりが悪くて枯らしそうで不安」
「北向きの部屋や窓が小さい部屋でも育つ植物はある?」
こうした悩みは、観葉植物初心者だけでなく植物を育てる多くの人が抱えています。
結論から言うと、日当たりが悪い部屋でも元気に育つ観葉植物はたくさんあります。
観葉植物の中には「耐陰性」という日光が少ない場所でも育つ性質をもったものがあるからです。
この記事では、
- 日光が少ない部屋でも育つ理由
- 暗い室内に強い「耐陰性の高い観葉植物」
- 初心者でも枯らさない育て方のコツ
をわかりやすく解説しつつ、初心者の方にも本当におすすめできる観葉植物を厳選して紹介します。
日当たりが悪くても観葉植物ライフを楽しめるので、安心して読んでください!
日当たりの悪い自生地で育つ観葉植物は多い

観葉植物の多くは、もともと熱帯雨林の木陰など日当たりがよくない場所に自生しています。
そのため、強い日差しを必要とせずに育つことができます。
強い日差しがなくても育つ性質のことを「耐陰性」といい、観葉植物の多くは耐陰性が高いです。
まず自生地の環境を知るために、熱帯雨林がどんな場所かイメージしてみましょう。
いちばん上には地上60mを超えるような巨木があり、空を覆いかくしています。
その下に高木の層があります。
さらにその下に低木の層があります。
一番下には地表の層があります。
このように、熱帯雨林は様々な高さの植物が何層にも重なって生い茂る「多層構造」になっています。
空から地表まで何重にも植物が重なるので、地表付近になると日光が弱まり薄暗くなっているんですね。
そのため地表近くに自生する植物たちは強い直射日光ではなく、
- 木漏れ日
- 反射光
- 薄暗い環境
の中で成長するように適応し進化してきました。
熱帯雨林で育つ観葉植物には「明るい日陰」や「間接光」程度の光でも十分に育つことができる種類が存在するということです。
ただし気をつけないといけないのは、「暗い=完全な真っ暗」ではないということ。
自然光が少しでも入る室内であれば、育てられる植物は意外と多いのです。
日当たりが悪い部屋向け観葉植物の選び方

日当たりが悪くても育つ観葉植物選びで失敗しないために、以下のポイントを押さえましょう。
①「耐陰性」が高いかどうか
植物紹介で「耐陰性あり」や「日陰でも育つ」と書かれているものを選びましょう。
耐陰性がない植物を日当たりが悪い室内で育ててしまうと徒長して最悪枯れてしまうこともあります。
② 水やり頻度が少ない植物
暗い部屋では土が乾きにくいため、乾燥に強い植物の方が安全です。
③ 葉が厚い・濃い緑色
葉が厚い・緑色の濃い植物は、少ない光でも育ちやすい傾向があります。
日当たりの用語解説:半日陰・明るい日陰・日陰の違い

観葉植物の置き場所について、日当たりの度合いを表す3種類の表現についてそれぞれ具体的に解説していきます。
それが「半日陰」、「明るい日陰」、「日陰」の3つです。
明るさの順でいうと、
半日陰 > 明るい日陰 > 日陰
となります。
多くの観葉植物にとって、「半日陰」は一日のうち何時間かは直射日光があたるので、強い日差しで葉焼けを起こしてしまう可能性があります。
また、光の量が少ない「日陰」では弱ってしまうものもあります。
おすすめできる日当たりは、「明るい日陰」です。
とはいえ、南向き・北向きなどの方角だけでなく、お部屋や家の間取り・周辺の立地条件によっても実際の光あたりの良さは変わってきます。
北向きの部屋でも窓が大きく反射光が入りやすく、明るい日陰になることもあります。
厳密に調べるには「照度計」という光の量を測定する器具が必要ですが、置き場所を照度に合わせて細かく調整するのは初心者には難しいと思います。
まずは3種類の表現の意味を知って、部屋のどのあたりに置けばよいかざっくりと参考にしてください。
日当たりが悪い部屋でも育つ観葉植物おすすめ10選
ここからは、暗い部屋・北向きの部屋・窓から遠い場所でも育てやすい観葉植物を紹介します。
それぞれの植物がどんな場所に生息しているのか参考にするために自生地もあわせてのせています。
1. サンセベリア

観葉植物の中でもトップクラスの耐陰性を誇ります。
ほぼ日光が入らない場所でも育ち、水やりも少なめでOKです。
- 水やり:2〜3週間に1回
- 日当たり:明るい日陰
- おすすめの置き場所:玄関・廊下・寝室など
- 自生地:熱帯アフリカや南アジアの乾燥地帯
2. ザミオクルカス

低光量環境にとても強く、オフィスや窓のない部屋でも育つことで有名。
- 水やり:月1〜2回
- 日当たり:明るい日陰
- おすすめの置き場所:デスク・書斎など
- 自生地:東アフリカ~南東アフリカの熱帯雨林
3. アグラオネマ

暗めの環境でも葉色を保ちやすく、インテリア性も高い植物。
- 水やり:控えめ
- 日当たり:明るい日陰
- おすすめの置き場所:北向きの部屋も可
- 自生地:南アジア・東南アジア・東アジア南部の熱帯雨林
4. ポトス

多少日光が足りなくても枯れにくく、初心者に定番の植物。
- 水やり:土が乾いたら
- 日当たり:明るい日陰
- おすすめの置き場所:棚・吊り下げなど
- 自生地:ソロモン諸島や東南アジアの熱帯雨林
5. スパティフィラム

日陰でも育ち、条件が合えば白い花も咲きます。
- 水やり:やや多め
- 日当たり:明るい日陰
- おすすめの置き場所:リビング・寝室など
- 自生地:中南米の熱帯雨林
6. フィロデンドロン

熱帯原産で、木の幹に張りついて成長する習性があるので木陰環境に慣れている植物。
- 水やり:土の表面が乾いたら
- 日当たり:明るい日陰
- おすすめの置き場所:室内全般。
- 自生地:中南米の熱帯雨林
7. シダ植物(アジアンタムなど)

直射日光が苦手で、じめっとした日陰を好む種類が多い。
- 水やり:やや多め
- 日当たり:明るい日陰
- おすすめの置き場所:洗面所・浴室近くなど
- 自生地:熱帯~亜寒帯の森林の日陰
8. ドラセナ・コンパクタ

通常のドラセナより耐陰性が高い品種。
- 水やり:控えめ
- 日当たり:明るい日陰
- おすすめの置き場所:玄関など
- 自生地:アフリカの熱帯雨林
9. テーブルヤシ

ヤシ類の中では珍しく日陰に強い。
- 水やり:土が乾いたら
- 日当たり:明るい日陰
- おすすめの置き場所:リビングなど
- 自生地:中南米の熱帯雨林
10. モンステラ

完全な暗所はNGだが、明るい日陰なら問題なし。
- 水やり:控えめ
- 日当たり:明るい日陰
- おすすめの置き場所:リビングなど
- 自生地:中南米の熱帯雨林
日当たりが悪い部屋で枯らさない育て方のコツ

水やりは「いつもより少なめ」
暗めの環境では日光が少なく水が蒸発しにくいため、水のやりすぎが最大の敵です。
土が乾いてないのにさらに水をあげ続けると、根っこが痛みます。
根腐れで枯れてしまわないよう、水のあげすぎには注意しましょう。
定期的に向きを変える
月に1〜2回、鉢の向きを変えてあげましょう。
そうすることで葉の向きの偏りを防げます。
観葉植物は耐陰性があるとはいえ、効率的に光合成を行うため葉っぱは日光を求めて動きます。
鉢の向きを変えずに育て続けると、葉っぱがみんな窓の方を向いて形のバランスが悪くなってしまいます。
定期的に鉢の向きをくるっと回転させて、バランスのよい形に育てるのがおすすめです。
たまに明るい場所へ移動させる
数週間に1度、半日だけ明るい場所に移すのも効果的です。
耐陰性があるとはいえ、年中暗めの場所においておくよりもたまに光の多い場所に置いてあげると健康に育ちます。
ただし、直射日光には当たらないように注意しましょう。
まとめ|日当たりが悪くても観葉植物は楽しめる

日当たりが悪いからといって、観葉植物を諦める必要はありません。
耐陰性の高い植物を選び、適切な水やりをするだけで、暗い部屋でも十分に育てられます。
今回紹介した植物は、初心者でも失敗しにくい丈夫なものばかり。
まずは1鉢から、あなたの部屋に合った植物を迎えてみてください。